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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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江ノ電のタンコロまつり

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昨日(12月15日)は、江ノ電の極楽寺検車区で行われた、毎年恒例のタンコロまつりに行ってきました。

このイベントは、江ノ電ファンクラブとの共催により、例年11月中の土日に行われているけど、今回は1501F(リバイバルサンライン号で活躍していた編成)の検査の関係により、今月14,15日と平年よりも遅れて開催されていました。

タンコロまつりは、車体を守る為に雨天中止となるので、2日間共に晴天に恵まれて何よりでした。

土日2日間の開催は、全線開業100周年を迎えていた2010(H22)年11月20,21日からであります。

昨年は、11月17,18日にタンコロまつりが行われていたけど、東武鉄道関連の追っ掛けをしていたことや、展示内容が毎年同じであることの為に行かなかったので、今回は、一昨年11月20日以来2年ぶりに行ったことになりました。

一昨年は、11月19日が雨天により午前中で打ち切りとなっていたこともありました。この日は尾久車両センターでのイベントに行っていたから難を逃れたけど、次の20日に行くことが出来て良かったということを覚えています。

今回の主役となった江ノ電100形の108号車は、今から82年前の1931(S6)年に新潟鐵工所(現在は、IHI系列の新潟トランシスに営業譲渡されている)で製造され、1980(S55)年に、ATSの導入に伴い、107号車と共に引退するまで、1両編成(単行)で活躍していました。

単行でコロコロ走ることからタンコロの由来となっていたし。

1974(S49)年6月7日に江ノ電の藤沢駅が高架化された後もタンコロが活躍していたこともありました。

最後まで残った2両のうち、107号車は、鎌倉市に寄贈された上で、鎌倉海浜公園(由比ヶ浜地区、和田塚駅付近)で静態保存されているけど、海風により車体の痛みが目立っているので、定期的にボランティア団体によって補修や塗装が行われています。

こちらは、タンコロまつりの時以外でも会えるタンコロとなっており、2009(H21)年7月26日に行われた江ノ電の撮影ツアーで立ち寄ったことがあります。

108号車は、引退後に動態保存され、江ノ島駅構内に置かれていたけど、現在は、極楽寺検車区にある専用の保管庫で大切に保管されているので、状態が良いです。

今回のタンコロまつりは、青空の下で撮影出来て良かったと思っています。

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