
5月30日は、北千住から秋葉原まで、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)の新型車両である、TX-3000系のTX-3184Fに乗りました。
TX-3000系は、輸送力増強により、昨年9月から今年3月までの間に6連5編成30両が日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で製造された交直両用のモデルチェンジ車であり、3月14日のダイヤ改正で営業運転入りしていました。
その前に中目黒から北千住まで、東武鉄道の70090型(明日(6月6日)から運転開始されるTHライナーの車両)に乗ったので、話題の新型車両を乗り継ぐことに成功していました。
コロナ騒動により、他の県を跨いで移動することを自粛しなければならない状態である為に、都内の区間(秋葉原~北千住~六町間)でしか乗ることが出来なかったので、今回都内の区間である北千住→秋葉原間でTX-3000系に初めて乗ることが出来たのであります。
東武70090系では、東京都内の北限である竹ノ塚駅まで行くことが可能となっていました。
東京都内最北端の駅は、竹ノ塚駅だったけど、2008(平成20)年3月30日に都営の新交通システムである、日暮里・舎人ライナー(日暮里~見沼代親水公園間)🚃が開業したことにより、同じ足立区にある見沼代親水公園駅が都内最北端の駅となっています。
見沼代親水公園駅は、埼玉県境が目と鼻の先であり、埼玉県の草加市と川口市まで徒歩で行けます。
さいたま市見沼区などの見沼の由来は、昔見沼という巨大な沼があったことであり、溜池山王駅付近にその名の通りの溜め池があったことと同じようなこととなっています。
3月14日のダイヤ改正で、朝ラッシュ時の1時間当たりの本数が22本から25本に増えたことにより、2012(平成24)年以来8年ぶりの車両の増備が必要となっていたので、今年開業15周年を迎えることを期に、モデルチェンジされたTX-3000系(同じA-train規格の車両)が導入されたのであります。
前面は、傾斜が強まったスタイルであり、側面は、ホームドア付きが当たり前となっている駅構内でも分かるように、シンボルカラーである赤色と青色の帯が施されています。
車内は、TX-1000系と同様のオールロングシートで、車椅子♿とベビーカー🚼のスペースもあり、吊革が従来車(TX-1000系とTX-2000系)よりも増えています。
優先席は、ユニバーサルデザインシートとなっているので、同じ日立製作所笠戸事業所(HITACHI)製の相模鉄道(相鉄)20000系(東急線、地下鉄乗り入れ対応車)に似ている点があります。
ドアと座席の仕切りには、つくばエクスプレスのロゴマーク(TX TSUKUBA EXPRESS)も入っているので、良い感じだな❗と思いました。
制御装置はSiCで、省エネ型のLED式ヘッドライトが採用されたことにより、従来車よりも消費電力が低減されています。
走行音も、従来車よりも静かであり、乗り心地が良かったです。
今日(6月5日)は、環境の日なので、このことを話題にしました。
環境の日の由来は、今から48年前の1972年6月5日に、スウェーデン🇸🇪のストックホルムで、国連人間環境会議が16日までの間に行われていたことであり、世界環境デーとも言われています。
つくばエクスプレスでは、車内だけでなく、コンコースやホーム上の照明もLED化されているので、省エネ効果があることはもちろんのこと、夜間や地下トンネル区間でも明るく感じています。
窓ガラスは、紫外線カット(UVカット)のグリーンガラスとなっているのが特徴であります。
TX-2000系の3号車と4号車は、セミクロスシートとなっているけど、混雑緩和により、2154Fと2156Fを皮切りにロングシート化改造されています。
つくばエクスプレスの利用客は、2005(平成17)年8月24日の開業時よりも大幅に増加しているので、ロングシート化されるのもそのはずであります。
つくばエクスプレスの路線
秋葉原~新御徒町~浅草(TX)~南千住~北千住~青井~六町~八潮~三郷中央~南流山~流山セントラルパーク~流山おおたかの森~柏の葉キャンパス~柏たなか~守谷~みらい平~みどりの~万博記念公園~研究学園~つくば
快速の停車駅
秋葉原~新御徒町~浅草(TX)~南千住~北千住~南流山~流山おおたかの森~守谷~つくば
区間快速の停車駅
秋葉原~新御徒町~浅草(TX)~南千住~北千住~八潮~三郷中央~南流山~流山おおたかの森~柏の葉キャンパス~守谷~みらい平~みどりの~万博記念公園~研究学園~つくば
平日の朝ラッシュ時(7時台~8時台の13本)の上り(秋葉原方向)の区間快速🚃🌄は、これまでの朝の通勤快速と同様に六町駅にも停車しています。
平日の夜(秋葉原 17時30分発~20時30分までの30分間隔)に下り(つくば方向)のみ運転される通勤快速🚃🌃は、途中、新御徒町、浅草(TX)、南千住、北千住、六町、八潮、南流山、流山おおたかの森、柏の葉キャンパス、守谷、研究学園の各駅に停車してからつくば駅へと向かう列車であり、快速の停車駅に六町、八潮、柏の葉キャンパス、研究学園の各駅を加えたものとなっています。
つくばエクスプレスに通勤快速が新設されたのは、2012(平成24)年10月15日のダイヤ改正のことであり、当時は平日朝ラッシュ時の上り列車にも設定されていました。
今年3月14日のダイヤ改正で、平日朝ラッシュ時🚃🌄の通勤快速が六町駅停車の区間快速に変更されてからは、六町、三郷中央、みらい平、みどりの、万博記念公園の各駅にも停車するようになっています。
平日朝ラッシュ時につくば発の普通秋葉原行き1本と、八潮発秋葉原行き2本の計3本が増発され、7時29分~8時29分の間に北千住駅に到着する上り列車(秋葉原行き)が22本から25本となっています。
乗換駅🚃🔃🚃
秋葉原 JR(山手線、京浜東北線、中央・総武緩行線)、東京メトロ日比谷線、都営新宿線(岩本町駅)
新御徒町 都営大江戸線
南千住 JR常磐快速線、東京メトロ日比谷線
北千住 JR(常磐快速線、常磐緩行線)、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)、東京メトロ(日比谷線、千代田線)
南流山 JR武蔵野線
流山おおたかの森 東武アーバンパークライン(野田線)
守谷 関東鉄道常総線(取手、水海道(みつかいどう)、下館方面)
つくばエクスプレスの浅草駅は、西側の国際通りの地下にある駅で、東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の浅草駅と離れている乗り換え扱いではない別駅であるので、浅草(TX)または、TX浅草駅と呼んでいます。
その南側には、東京メトロ銀座線🚇の田原町駅があるけど、こちらも乗り換え駅扱いとはなっていないです。
地下にある駅は、秋葉原、新御徒町、浅草(TX)、南千住、青井、六町、南流山、みらい平、つくばの各駅であり、そのうちのみらい平駅は、地上に駅舎、地下に半地下式のホームがあることで、相模鉄道(相鉄・JR直通線)の羽沢横浜国大駅に似ているところがあります。
つくばエクスプレスの最高速度は、130km/hであり、TX-3000系の場合には、従来車よりも騒音や振動が抑えられています。
TX-3000系のTX-3181Fは、9月21日~23日に掛けて、日立製作所笠戸事業所(HITACHI)のある下松駅(山口県下松市)から越谷貨物ターミナル(埼玉県越谷市)まで甲種輸送され、そこからつくばエクスプレス総合基地(守谷)まで陸送されていました。
TX-1000系と2000系の時代には、土浦駅まで甲種輸送され、その後につくばエクスプレス総合基地まで陸送されていたけど、TX-1000系は川崎重工業(Kawasaki)で製造されていたので、兵庫駅から土浦駅まで甲種輸送されていました。
TX-2000系は全て日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で製造されていたので、TX-3000系にも受け継がれています。
つくばエクスプレス公式のYouTubeチャンネルでは、TX-3000系の日立製作所笠戸事業所での製造、下松駅から越谷貨物ターミナルまでの甲種輸送、つくばエクスプレス総合基地までの陸送、試運転に関する動画も見ることが出来ます。
自分(しゃもじ)は行かなかったけど、昨年11月3日につくばエクスプレス総合基地で行われたつくばエクスプレスまつりでは、TX-3000系が初公開されていました。
相鉄の公式YouTubeチャンネルでも、同じ日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で製造された20000系の20101F(昨年度のローレル賞受賞車)の製造から甲種輸送までの様子が紹介されていたのであります。
つくばエクスプレスの駅で発行されているパンフレットである、ARUKU🚶は、沿線のウォーキング11コースが出ていることに加え、災害時の帰宅支援情報も出ているのが嬉しいと思います。
今年度のブルーリボン賞に、西武鉄道の001系ラビュー(Laview)🚃💺が選ばれたという情報が入ってきました。
一方のローレル賞には、JR四国の2700系特急型気動車(振り子式台車)が選ばれていたので、以前のような1形式ずつの形式に戻されていました。
このことは、後日触れていきたいと思っています。
今回乗った列車は、北千住 20時10分発の普通列車(守谷駅から来た5330列車)であり、秋葉原駅からの折り返しは、20時24分発の普通守谷行き5327列車となっていました。
本当は、六町または青井駅から乗って行きたかったけど、スケジュールの都合により北千住駅からにしました。
つくばエクスプレスは、東京ステーション♪の小麦ぱんこ氏🍞の好きな電車🚃でもあるので、このことを話題にしました。
自分(しゃもじ)🐰は、地下アイドルのライブやれんてつかふぇで秋葉原によく行くけど、つくばエクスプレスには殆ど乗らない状態となっています。
緊急事態宣言が出ていた時には、あーにゃこと水湊あおひ氏😸や旭莉子氏🐻のSHOWROOMによく参加していました。
れんてつとの再会でめでたしだけど、他の推しメンバーと再会してみたいです。
TX-3000系の前面の塗装は、あーにゃこと水湊あおひ氏😸の好きな赤と黒であります。
TX-3000系の初乗車も、東武70090型と同様にコロナ騒動を乗り越えた上で実現していました。
この日(5月30日)は、ゴミゼロの日でもあり、車内のマナーポスターのやさしいやさいもその一環でありました。
このように、つくばエクスプレスの新型車両であるTX-3000系に初めて乗ることが出来て良かったです。